Thursday, February 6, 2020

債券は下落、リスク回避の巻き戻しやあすの30年入札に向けた売り - ブルームバーグ

債券相場は下落。新型ウイルスの感染拡大による世界経済への懸念がやや和らぎ、リスク回避を巻き戻す動きから売り圧力がかかった。あすの30年国債入札に向けた売りで超長期債利回りの上昇が大きくなり、利回り曲線はスティープ(傾斜)化した。

  • 長期国債先物3月物の終値は前日比17銭安の152円68銭。午前に一時152円55銭まで下落、午後は下げ幅を縮小
  • 新発10年債利回りは一時、前日比2ベーシスポイント(bp)高いマイナス0.035%と、1週間ぶりの高水準
  • 新発20年債利回りは一時0.27%、新発30年利回りは0.415%、新発40年債利回りは0.445%と、いずれも約2週間ぶり高水準

市場関係者の見方

野村証券の中島武信シニア金利ストラテジスト

  • 30年金利が0.4%台に乗せ、入札に向けて調整された。ヘッジ付きフランス10年国債と比べて妙味があり、入札は無難にこなしそう
  • まだリスクオンとは言えないが、超長期はリスクオフの場面で海外勢からスワップ金利の受けが入っていたので、その巻き戻しが出やすい
  • 10年債は前日の入札を無難にこなしたが、マイナス金利に沈む中、海外勢は米金利が低下していたので妙味もあったが、米金利が戻してくれば需要が不安定になる

SMBC日興証券の竹山聡一金利ストラテジスト

  • 欧米金利上昇や円安、株式相場は戻り歩調となり、債券は買われ過ぎた反動の売りも
  • 30年入札を控えた超長期ゾーンの売りが先行したが、先物が下げ幅を拡大すると、10年債や5年債に売り圧力がかかる場面も
  • 10年債は入札直後で重い上、現物債に対してアウトパフォームしていたスワップの固定金利払いもあるかもしれない
長期国債先物3月物の日中取引推移

背景

新発国債利回り(午後3時時点)

2年債 5年債 10年債 20年債 30年債 40年債
-0.145% -0.145% -0.040% 0.265% 0.415% 0.440%
前日比 +1.0bp +1.5bp +1.5bp +1.5bp +2.5bp +2.5bp

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February 05, 2020 at 05:42AM
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