【シドニー=松本史】オーストラリア準備銀行(中央銀行)は4日の理事会で、政策金利を過去最低水準の0.75%に据え置くと決めた。中銀のロウ総裁は声明で、深刻化した森林火災や、中国で発生した新型コロナウイルスが豪経済に一時的に影響を及ぼすとの見方を示し、「必要なら金融政策をさらに緩和する準備がある」とした。
20年の豪州の経済成長率は2.75%程度と、19年11月時点の予測を維持した。ロウ氏は19年に3回実施した利下げが「雇用や所得の増加、インフレ率の中期目標値への回復を下支えしている」と強調した。
19年10~12月期の消費者物価指数(CPI)上昇率は前年同期比1.8%と、中銀の政策目標(2~3%)を下回る。一方で、12月の失業率は5.1%と高止まりしている。ロウ氏はインフレ目標と完全雇用の達成に向け「長期にわたる低金利が必要と考えるのが妥当」とした。
市場は今後の利下げを織り込み始めている。コモンウェルス銀行のシニアエコノミスト、ベリンダ・アレン氏は「4月と8月に利下げがある」と予測。運用大手AMPキャピタルのチーフエコノミスト、シェーン・オリバー氏も「今年半ばに金利は0.25%まで下がる」と見ている。
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February 04, 2020 at 02:06PM
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豪、政策金利据え置き 新型肺炎や火災が成長の重荷 - 日本経済新聞
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