〔マーケットアイ〕金利：中期ゾーンがしっかり、国債先物は上げ幅縮小 - ロイター

    ［東京　３日　ロイター］ - 　　
    ＜１３：２３＞　中期ゾーンがしっかり、国債先物は上げ幅縮小
    
    中期ゾーンがしっかり。新発５年債は前営業日比１．５ｂｐ低下のマイナス０．１８
５％。市場では「海外勢の買いが入っている可能性がある。春節で休場だった中国市場が
再開したほか、米金利の低下で相対的に円債投資の魅力が高まっている」（国内証券）と
の声が聞かれた。
    
　　国債先物は後場に入り、上げ幅を縮小。中心限月３月限は前営業日比１８銭高の１５
３円０４銭近辺で推移している。１０年最長期国債利回り（長期金利）は同１．０ｂｐ低
下のマイナス０．０７５％まで水準を戻した。
  
 TRADEWEB                            
        OFFER   BID     前日   時間
                        比     
 2年    -0.174  -0.162  -0.01   13:21
 5年    -0.187  -0.178  -0.01   12:47
                            7  
 10年   -0.079  -0.073  -0.01   13:21
 20年    0.221   0.228  -0.00   13:22
                            6  
 30年    0.363   0.369      0   13:22
 40年    0.385   0.395  0.004   13:21
 
    ＜１１：１３＞　前場の国債先物は続伸、長期金利は2カ月ぶりに-0.080％へ低下
    
　　　国債先物中心限月３月限は前営業日比２０銭高の１５３円０６銭と続伸して午前の
取引を終えた。前週末の米金利の低下やリスクオフの流れが継続し、堅調に推移した。１
０年最長期国債利回り（長期金利）は同１．５ｂｐ低下のマイナス０．０８０％と、１９
年１１月２９日以来の水準まで低下した。
       
    　春節で休場だった上海株式市場は大幅安で寄り付いたものの、日経平均株価はつれ
安とならず下げ渋った。市場では「前週末のリスクオフの流れが継続し円債は買われてい
るが、株式市場の動向次第ではムードが変わる可能性もある」（国内証券）との声が聞か
れた。

　　　現物市場では、新発５年債は前営業日１．５ｂｐ低下のマイナス０．１８５％と、
１９年１１月２９日以来の低水準。新発２年債は出合いなし。　　　
       
    　超長期ゾーンも底堅い。新発２０年債は前日比１．０ｂｐ低下の０．２２０％。新
発３０年債は同横ばいの０．３６５％。新発４０年債は出合いなし。
　　        
　　　日銀が１月３１日夕方に公表した２月の「当面の長期国債等の買入れの運営につい
て」で、「１０年超」は月間で事実上の減額となった。ただ、「米長期金利が今後１．５
％台で推移した場合、プラス利回り確保の動きから超長期ゾーンは選好されやすく、オペ
減額でも金利上昇圧力は限られそうだ」（国内金融機関）との見方が出ている。
　　　
　　　短期金融市場で、無担保コール翌日物はマイナス０．０１５─マイナス０．０７０
％を中心に取引された。「大手地銀や証券を中心に調達ニーズがみられ、加重平均レート
は上昇しそうだ」（国内金融機関）という。ユーロ円３カ月金利先物は小動き。

 TRADEWEB                              
        OFFER   BID     前日比   時間
 2年    -0.176  -0.164   -0.012   11:01
 5年    -0.188  -0.179   -0.018   11:00
 10年    -0.08  -0.073    -0.01   11:01
 20年     0.22   0.226   -0.008   11:01
 30年     0.36   0.367   -0.002   11:00
 40年    0.379    0.39   -0.001   11:02
 
    ＜１０：３５＞　長期金利は-0.080％に低下、超長期ゾーンもこじっかり
　
    １０年最長期国債利回り（長期金利）はマイナス０．０７５％で出合いを付けた後、
前営業日１．５ｂｐ低下のマイナス０．０８０％と、１９年１１月２９日以来の水準に低
下した。市場では「リスクオフ地合いが継続しているほか、スワップ金利の低下につれて
いる面もあるようだ」（国内証券）との声が聞かれた。
        
    国債先物は堅調継続。中心限月３月限は前営業日比２２銭高の１５３円０８銭近辺で
推移している。超長期ゾーンも底堅い。新発２０年債は前営業日比０．５ｂｐ低下の０．
２２５％、新発３０年債は同横ばいの０．３６５％。
    
 TRADEWEB                              
        OFFER   BID     前日比   時間
 2年    -0.176  -0.164   -0.012   10:33
 5年     -0.19   -0.18   -0.019   10:34
 10年    -0.08  -0.074   -0.011   10:34
 20年     0.22   0.228   -0.006   10:34
 30年    0.363    0.37    0.001   10:34
 40年    0.383   0.393    0.002   10:34
 
    ＜０９：０３＞　国債先物は続伸で寄り付く、米債高で買いが先行
　
    国債先物中心限月３月限は前営業日比２５銭高の１５３円１１銭と続伸して寄り付い
た。前週末の米債高の流れを引き継ぎ、買いが先行している。
    
    前週末の米１０年債利回りは１．５１９％と、１９年１０月上旬の水準まで低下した
。市場では「新型肺炎の感染拡大懸念に加えて、春節明けの中国市場の動向など不透明要
因が多かった。ただその後、中国人民銀行が資金供給を発表したほか、新型肺炎関連の大
きなニュースも見られず、先週末の動きが徐々に修正されていくのではないか」（国内金
融機関）との声が聞かれる。

 TRADEWEB                             
        OFFER   BID     前日比  時間
 2年    -0.178  -0.165  -0.013    9:02
 5年    -0.191   -0.18  -0.019    9:02
 10年   -0.083  -0.075  -0.012    9:02
 20年    0.221   0.234       0    9:02
 30年    0.361   0.371   0.002    9:02
 40年     0.38   0.392   0.001    9:02
 

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February 03, 2020 at 11:25AM
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