債券は上昇か、米長期金利が連日の最低更新－新型肺炎の懸念強まる - ブルームバーグ

債券相場は上昇が予想されている。新型コロナウイルスの世界的な感染拡大を受けてリスク回避の動きが続き、前週末の米国市場で長期金利が連日の過去最低更新となったことを受けて買いが先行する見通し。

長期国債先物（３月物）	154円10銭付近～154円30銭付近か（前週末は154円07銭）
新発10年物国債（357回債）利回り	マイナス0.18％～マイナス0.16％程度か（前週末はマイナス0.16％）

　　先物夜間取引で３月物は一時売られて153円97銭までやや下げる場面もあったが、米長期金利が過去最低を更新する中で買い優勢となり、水準を大きく切り上げた。結局は前週末の日中取引終値比17銭高の154円24銭で高値引けした。

市場関係者の見方

東海東京証券の佐野一彦チーフ債券ストラテジスト

• 他市場は大きくフォロー、きょうの債券相場は上伸後に振れる展開を予想
• 焦点は利下げが確実視される米連邦準備制度理事会（ＦＲＢ）の評価と日銀への波及だろう
• 先物中心限月の予想レンジは154円10銭～154円31銭

海外市場の流れ

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March 02, 2020 at 05:27AM
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