Tuesday, May 26, 2020

〔マーケットアイ〕金利:国債先物は小反発で引け、株大幅高でも底堅い展開 - ロイター

    [東京 26日 ロイター] - 
    <15:10> 国債先物は小反発で引け、株大幅高でも底堅い展開
    
    国債先物中心限月6月限は前営業日比1銭高の152円34銭と小反発して取引を終
えた。第2次補正予算に伴う国債増発計画があすにも明らかになるとみられており、様子
見気分が強く薄商いだったが、株高にもかかわらず底堅い展開。10年最長期国債利回り
(長期金利)は同変わらずのゼロ%。
    
    日経平均が前日比500円を超える大幅高となる中で、円債先物はプラス圏を維持し
た。三菱UFJモルガン・スタンレー証券のシニア債券ストラテジスト、稲留克俊氏は「
景気に対して慎重な債券市場、強気な株式市場という特有の違いが出ている感じだ」と話
す。
    
    一方、両市場は同じ材料を別な角度からみているだけという指摘もある。「株高の原
動力は政策期待だが、金融緩和環境が続く限り金利は上がらない。財政出動に伴って国債
が増発されても、日銀が買い入れを増やすという期待が金利上昇を抑制し、株高の要因に
なっている」(国内証券)という。
    
    現物市場で新発債利回りはまちまち。2年債は前日比1.0bp上昇のマイナス0.
165%、5年債は同変わらずのマイナス0.135%。20年債は同変わらずの0.3
40%。30年債は同0.5bp上昇の0.480%。
    本日入札があった40年債は同1.0bp上昇の0.500%。一時、0.505%
と4月17日以来の高水準を付けた。入札結果は、落札利回りがやや高かったが、応札倍
率が前回を上回り、無難と評価されている。
    
    短期金融市場で、無担保コール翌日物の加重平均レートはマイナス0.060%と、
前営業日(マイナス0.059%)と同水準の見通し。「資金調達意欲が引き続き弱い」
(国内金融機関)という。ユーロ円3カ月金利先物は強含み。

    
 TRADEWEB                                
           OFFER   BID     前日比  時間
 2年       -0.171  -0.163   0.006   15:10
 5年       -0.138  -0.128       0   14:59
 10年      -0.006   0.002       0   15:10
 20年       0.334   0.341       0   15:10
 30年       0.475   0.481   0.006   15:08
 40年       0.493   0.503   0.012   15:05
 

    
    <12:45> 40年債入札は無難、新発債利回り前場と変わらず
    
    財務省が午後0時35分に発表した40年利付国債(利率0.5%)の入札結果で、
最高落札利回りは0.5050%(発行価格は99円82銭)となった。応札倍率は3.
06倍と前回の2.66倍を上回った。
    
    市場では「落札利回りはやや高く弱めの印象だが、応札倍率は前回を上回り強い。ト
ータルでみると無難という評価になりそうだ」(国内証券)との声が出ている。
    
    国債先物は小幅高継続。先物中心限月6月限は前営業日比3銭高の152円36銭付
近で推移している。新発40年債利回りは同0.5bp上昇の0.495%と前場と同水
準。
    
    
 TRADEWEB                                
           OFFER   BID     前日比  時間
 2年       -0.178  -0.169       0   12:44
 5年       -0.138  -0.129  -0.001   12:44
 10年      -0.007   0.002       0   12:44
 20年       0.338   0.345   0.004   12:44
 30年       0.473   0.481   0.006   12:44
 40年        0.49   0.501    0.01   12:44
 
    
    <11:35> 日銀の短国買入結果は無難、一部業者による在庫調整との見方

  日銀が発表した国庫短期証券(TB)の買い入れ結果は、案分レート利回り格差が0
.000%。平均落札利回り格差が0.003%となった。応札額は4兆1709億円、
落札額は2兆0004億円となった。応札倍率は2.08倍と前回(1.69倍)から上
昇した。

  市場では「応札額は増えたものの、案分利回りを踏まえると無難。特定の業者が在庫
を抱えていたようだ。3カ月物、6カ月物、1年物とまんべんなく応札されたようにみえ
る」(国内金融機関)との声が聞かれた。
  
 TRADEWEB                                          
             OFFER     BID       前日比    時間
 2年           -0.178    -0.168     0.001     11:01
 5年            -0.14     -0.13    -0.002     11:01
 10年          -0.007     0.002         0     10:59
 20年           0.333      0.34    -0.001     11:01
 30年           0.473      0.48     0.005     11:00
 40年           0.487     0.497     0.006     11:02
 
    
    <11:09> 前場の国債先物は小反発、新発10年債は取引未成立
    
    国債先物中心限月6月限は前営業日比6銭高の152円39銭と小反発して午前の取
引を終えた。40年債入札を控えて様子見ムードが強まる中、小動きとなった。10年最
長期国債利回り(長期金利)は出合いなし。

  第2次補正予算に絡む国債増発懸念を背景とした超長期ゾーンの金利上昇は一服。
    市場では「PD懇の内容は前日に消化したようだ。政府による財政支出規模に関して
は不確定要素はある。ただ、第1次補正予算と同等の国債増発規模で、20年債と30年
債が1000億円程度の増発にとどまれば、実需による買いが強まっていることを踏まえ
ると、超長期債の金利上昇は限定的となりそうだ」(国内証券)との見方が出ている。
 
  現物市場では、新発20年債は0.340%、新発30年債は0.475%と、いず
れも前日と同水準。新発40年債は前日比0.5bp上昇の0.495%。
    新発5年債は同横ばいのマイナス0.135%。新発2年債は出合いなし。
    
    40年債入札については、投資家需要やショートカバーも見込まれることから、無難
に消化されるとの見方が優勢だ。

  日銀は午前、国庫短期証券(TB)の買い入れオペを通告。オファー額は2兆円と、
前回(5月21日)の1兆5000億円から増額された。市場では1兆円との予想が出て
いた。「6カ月物や1年物のレートは強いにもかかわらず、オファー額が増額されたこと
を踏まえると、在庫を抱えているディーラーがいるのかもしれない」(国内金融機関)と
の見方が出ている。

  短期金融市場で、無担保コール翌日物はマイナス0.05─マイナス0.08%を中
心に取引された。「金融機関による積極的な資金調達の動きはみられず、加重平均レート
は前日とほぼ横ばいとなりそうだ」(同)という。ユーロ円3カ月金利先物は動意薄。

 TRADEWEB                                          
             OFFER     BID       前日比    時間
 2年           -0.178    -0.168     0.001     11:01
 5年            -0.14     -0.13    -0.002     11:01
 10年          -0.007     0.002         0     10:59
 20年           0.333      0.34    -0.001     11:01
 30年           0.473      0.48     0.005     11:00
 40年           0.487     0.497     0.006     11:02
 
    
    <10:32> 財務省が40年債入札を通告、無難に消化するとの見方

  財務省は午前10時半、40年債入札を通告した。発行予定額5000億円。第13
回債の新規発行。入札は利回り競争入札によるダッチ方式となる。

  入札前取引(WI)の水準は前日時点で0.495%(複利)。新発40年債は前日
と横ばいの0.490%。
    
  市場では「40年債はおそらく国債増発の対象にならないとみられ、投資家の底堅い
需要に支えられる」(国内証券)との声や、「事前の水準調整が進んだことから、無難に
消化されそうだ。ただ、入札結果後に超長期ゾーンを買い進める動きは乏しいだろう」(
国内証券)との見方が出ている。

  国債先物は小動き。中心限月6月限は前営業日比3銭高の152円36銭近辺で推移
している。

 TRADEWEB                                          
             OFFER     BID       前日比    時間
 2年           -0.178    -0.168     0.001     10:31
 5年           -0.139     -0.13    -0.002     10:31
 10年          -0.007     0.002         0     10:32
 20年           0.334      0.34    -0.001     10:31
 30年           0.473     0.479     0.004     10:32
 40年           0.487     0.495     0.004     10:28
 
    <09:00> 国債先物は小幅続落で寄り付く、方向感に乏しい
    
    国債先物中心限月6月限は前営業日比1銭安の152円32銭と小幅続落して寄り付
いた。前日の米債市場が休場で手掛かり材料に乏しい中、前日終値を挟んでもみ合いとな
っている。
    市場では「緊急事態宣言解除を受けて株高となりそうだが、先物はいまのところ底堅
い。国債増発への不透明感や40年債入札を控えて、超長期ゾーンはやや上値が重くなり
そうだ」(国内金融機関)との見方が出ている。

 TRADEWEB                                          
             OFFER     BID       前日比    時間
 2年            -0.18    -0.169         0      8:46
 5年            -0.14    -0.129    -0.001      8:59
 10年          -0.005     0.005     0.003      8:58
 20年           0.334     0.341         0      8:57
 30年            0.47     0.479     0.004      8:58
 40年           0.483     0.495     0.004      8:57
 
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