東京外国為替市場ではドルが上昇。大統領選前の米経済対策合意期待の後退や新型コロナウイルスの感染拡大が株価の重しとなる中、リスク回避に伴うドル買いが優勢となった。中国人民元が中心レート設定後に下落したのを背景に、ドル高・円安が一段と強まる場面もあった。
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市場関係者の見方
あおぞら銀行の諸我晃チーフマーケットストラテジスト
- 新型コロナの感染拡大が進んでいることや米追加財政の話も選挙前は難しいということで、米株が東京時間に売られているため、地合い的にはリスクオフのドル買いになっている
- 人民元の中心レートが予想より若干元安方向に決められたため、元売り・ドル買いとなり、ドル・円が一番反応した
FXプライムbyGMOの上田真理人常務取締役
- リスクオンであれリスクオフであれドルと円は同じ方向で、米大統領選が近いこともあり、ドル・円は動きにくいというのが事実
- トランプ米大統領がコロナに感染した今月2日の安値(104円94銭)が抵抗線として機能しており、そこを踏み越えて105円、106円と買う気はしない
りそなホールディングス市場企画部の梶田伸介チーフストラテジスト
- きょう開幕の中国の5中総会(第19期中央委員会第5回総会)では人民元に対する姿勢が注目だが、当局も急激な元高は望んでおらず、明確に元高を容認することはないだろう
背景
- ペロシ米下院議長とメドウズ米大統領首席補佐官は25日にそれぞれCNNの番組に出演し、経済対策交渉の行き詰まりで相手を 非難
- 米国では24日までの24時間で新たに8万5317人の 新型コロナ感染が確認され、2日連続で過去最多を更新。イタリアやフランスも新たな感染者が過去最多を更新し、スペイン政府は全国的な外出禁止令を発表
- 米株価指数先物は26日アジア時間の取引で下落。日経平均株価は上昇して始まったが失速し、前週末比22円安で終了
- 中国人民元の中心レートは1ドル=6.6725元、予想中央値は6.6711元だった
- 中国共産党は26-29日開催の 5中総会で、2021-25年の第14次5カ年計画を検討する
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October 26, 2020 at 10:21AM
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ドル上昇、コロナ感染拡大や米財政交渉行き詰まりでリスク回避 - ブルームバーグ
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