Sunday, February 7, 2021

TOPIX30年ぶり高値、米経済対策に早期成立期待-素材や金融高い - ブルームバーグ

8日の東京株式相場は大幅に続伸。米上下院が今会計年度予算の大枠となる予算決議案を可決しバイデン政権の掲げる追加経済対策が早期成立するとの期待から、情報・通信や電機、銀行や保険などの金融、鉄鋼や化学などの素材を中心に東証全33業種が高い。

  • TOPIXは前営業日比29.79ポイント(1.6%)高の1920.74-午前10時40分時点
    • 30年ぶり高値、91年6月以来
  • 日経平均株価は575円80銭(2%)高の2万9354円99銭-取引時間中で1990年8月以来

<きょうのポイント>

  • バイデン氏、 経済対策を民主のみで可決目指すー 米下院、予算決議案可決
  • 政府が緊急事態宣言の 一部地域解除検討、12日軸に諮問委開催へ-報道
  • 赤羽国交相:GOTOトラベル、地域限定して再開も一法かと思う
  • ソフトバンクG株時価総額が20兆円乗せ、トヨタに次ぐ1部市場2位

  米経済対策成立への期待から、先週末に米国で主要株価指数が最高値更新した流れを受けて、日本株も上昇で取引を開始した。S&P500種Eミニ先物がアジア時間で0.5%高と上げ幅を拡大させるとともに、TOPIXも一時1920台まで上昇し1996年6月以来の高値を付けた。日経平均の上げ幅は一時600円を上回り、1990年8月以来の高値になった。きょう決算発表予定のソフトバンクグループ、今週発表予定のダイキン工業やトヨタ自動車などが上昇に寄与している。

  東海東京調査センターの平川昇二チーフグローバルストラテジストは「米雇用統計の結果は予想を下回り、米経済対策の規模が実際に1兆9000億ドルになるかは別にしても結構な規模になるとの期待を織り込む」と話していた。きょう公表される景気ウォッチャーについては「悪化が予想されているが、緊急事態宣言の部分解除の報道もあり予想ほど悪くならない可能性もある」と指摘した。

  しんきんアセットマネジメント投信の藤原直樹運用部長は「米経済対策と企業業績の好転に加えて、緊急事態宣言の前倒し解除の可能性が報道され先行きに明るさが見えてきた」と話した。ただ、「米経済対策と企業業績は材料として今週が賞味期限」と指摘、緊急事態宣言解除の前倒しについても想定されており、日経平均2万9000円を達成したことで株価は落ち着くとみている。

  • 東証33業種では鉄鋼、鉱業、海運、繊維製品、保険、情報・通信、建設が上昇率上位
TOPIXが30年ぶり高値ー月足チャート

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February 08, 2021 at 05:46AM
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