良血グラヴィス(牡、矢作、父ハーツクライ)が、待望の初勝利を挙げた。

後方から運んで3コーナー手前から外を回って進出。直線では豪快な伸びを見せ、食い下がるマイノワールを鼻差で下した。勝ち時計は2分3秒1。

グラヴィスの半姉は、2019年オークス、2021年香港のクイーンエリザベス2世杯と香港C、同年米国のBCフィリー&メアターフを制した名牝ラヴズオンリーユー(父ディープインパクト)。半兄には、2016年ドバイターフを制したリアルスティール(父ディープインパクト)もいる。

2021年セレクトセールで2億8000万円(税抜き)で落札。昨年9月阪神の新馬戦は2着で、2戦目は7着。今回が3カ月ぶりのデビュー3戦目だった。