
新型コロナウイルスが日本の財政の姿を大きく変えている。2次にわたる巨額補正予算で2020年度の一般会計歳出の合計は160兆円超に膨らむ一方、景気悪化で税収は大幅に減る見通し。財政の健全性の指標となる基礎的財政収支(プライマリーバランス)は、国と地方の合計で25年度に黒字化する政府目標の達成が10年程度遅れるとの民間予測も出始めた。
日本の財政は、バブル崩壊後に税収が低迷する中で、歳出は社会保障費の膨張などを背景に増加基調をたどった。借金に頼らず必要な政策経費を賄えるかどうかを示す基礎的財政収支は1992年度から赤字が続き、消費税率を段階的に10%まで引き上げた後の今年1月に公表した財政試算でも、黒字化目標の達成時期は2年遅れの27年度になるとしていた。
こうした財政健全化の遅れに新型コロナが追い打ちを掛けた。20年度の新規国債発行額は90兆2000億円に達し、歳出の56%を借金で賄うことになる。所得税や法人税といった税収も景気悪化で当初見積もりより細るのは確実で、SMBC日興証券の宮前耕也シニアエコノミストは「税収はコロナの後遺症が大きくなる」と話す。
宮前氏の試算では、国の一般会計の基礎的収支は、20年度に赤字幅が80兆円程度に膨らむ可能性がある。22年度以降に日本経済が高い成長軌道に戻ったとしても、地方を合わせた収支の黒字化は35年度ごろまでずれ込むと予測した。
麻生太郎財務相は23日の記者会見で、健全化目標の見直しは「直ちにやるということは考えていない」と述べ、財政出動の効果を見極めた上で慎重に検討していくとの考えを示した。コロナ危機を克服するために必要な費用を確保しつつ、収束後を見据えた長期的な財政バランスをどのように描くのか、政府の経済財政運営は一段と難しいかじ取りを迫られることになる。
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June 25, 2020 at 03:00AM
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日本の財政、コロナで深い傷 健全化目標、10年の遅れも - SankeiBiz
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