Monday, August 24, 2020

トランプ氏、予告せず初日から登場 共和党大会 - 日本経済新聞

共和党の大会初日は24日、ノースカロライナ州シャーロットで「リアル」で開かれた=AP

共和党の大会初日は24日、ノースカロライナ州シャーロットで「リアル」で開かれた=AP

【ワシントン=鳳山太成】24日に開幕した米共和党の全国大会は、トランプ大統領が初日から会場に「サプライズ登場」する異例の幕開けとなった。新型コロナウイルスの感染が広がる中でも代議員が集まって指名手続きをこなし、オンラインで実施した民主党との違いを打ち出した。

「あと4年!」。南部ノースカロライナ州シャーロットの会議場にトランプ氏が訪れると、全米各州から集まった共和党の代議員から大歓声が巻き起こった。会場入りは予告しておらず、代議員の投票中に突然姿を現す演出で会場を沸かせた。

4日間開かれる党大会では大統領候補が指名を受けた時に短く話し、最終日に正式に指名受諾演説に臨むのが通例だ。トランプ氏は「27日に演説する」と断りつつも、初日から早くも成果や公約を約1時間語った。副大統領候補に指名されたペンス副大統領も先に会場入りして演説した。

新型コロナの流行が続くなか、共和党は規模を大幅に縮小しつつも、対人の行事も一部残す「ハイブリッド型」を選んだ。シャーロットでは300人超の代議員がソーシャルディスタンスを取りながら着席し、歌手の国歌斉唱などの行事も例年通りこなした。マスクを着けた人は少なかった。

大会運営は21年の経済正常化を公約に掲げてオンラインから対人への早期移行を推進するトランプ政権の意向が色濃く反映された。経済再開に慎重な民主党は、代議員が遠隔で投票するオンライン大会で4日間通した。

24日夜には会場を首都ワシントンの講堂に移して共和党関係者が相次いで演台に立った。民主党が人種差別問題で政権批判を強めているのを念頭に、インド系移民のヘイリー前国連大使は自身の体験に触れながら「米国は差別主義の国ではない」と反論した。共和党の上院議員で唯一の黒人であるスコット上院議員が最後に登壇し、人種の多様性を発信した。

今年の共和党大会はトランプ氏支持一色になった。2016年の前回大会では、非主流派で過激な発言を繰り返すトランプ氏に党員が抗議する場面も見られた。

今回は代議員やトランプ氏の家族らが代わる代わる3年半の実績を称賛した。民主党のバイデン氏と副大統領候補のハリス上院議員について「社会主義者」「極左」とレッテルを貼り、共和党支持者の危機感をあおりながら11月の投票を呼びかけた。

米大統領選

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August 25, 2020 at 06:23AM
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