Monday, August 24, 2020

ディーラーローンの金利相場はどのくらい?カーローンの種類や選び方を解説 | カルモマガジン - カルモマガジン

車の購入は人生で何度もない高額な買い物です。ローンを組んで車を購入する人は少なくありません。中でもディーラーローンは車の購入と併せて契約手続きができ、便利で安心なサービスとして人気です。そこでディーラーローンの特徴や金利相場、その他のカーローンとの違いについてご紹介します。

ディーラーローンの金利相場はどれくらい?

ディーラーローンの金利相場はどれくらい?

カーローンは銀行や自動車販売店などから融資を受けて、車の購入代金を分割して月々返済していける便利なサービスです。ディーラーや自動車販売店だけでなく、銀行などでも取り扱っていますが、それぞれに特徴や利用条件、金利などが大きく異なるため、自分に合ったカーローンをしっかり見極めて選ぶ必要があります。

特にディーラーローンは車の購入と同時に契約ができるので便利ですが、一般的にほかのカーローンより金利が高いという特徴があります。

ディーラーローンの金利相場は4~8%

カーローンのうち、ディーラーが取り扱っているローンのことを「ディーラーローン」と呼びます。ディーラーローンはディーラーで車を買うときにいっしょに契約手続きができるため、便利で安心なのが大きな魅力です。ただし、ディーラーによって条件や金利などが異なります。一般的にディーラーローンの金利は4~8%が相場といわれています。

銀行系カーローンや自社ローンとの違いは?

カーローンには、ディーラーローンのほかにも、銀行や信用金庫などが扱う「銀行系カーローン」や、中古車販売店が独自に提供している「自社ローン」などがあります。

銀行系カーローンは金利が1~2%と低いのが最大の特徴で、新車・中古車を問わず、ローンを組めるのが魅力です。ただし、その分、審査は厳しくなっています。

また、自社ローンは金融商品ではないため、金利自体は0%ですが、販売店が購入代金を立て替える形になるので車両価格の10~20%が上乗せされるのが一般的です。

金利だけを見るとディーラーローンが最も高くなりますが、手間がかからない点や審査が早いため、すぐにローンを組めるといったメリットもあります。

金利の設定には「固定」と「変動」がある

カーローンでは金利の高低だけでなく、金利の設定方法についても確認しておく必要があります。ローンの金利設定には「固定金利型」か「変動金利型」の2つのタイプがあります。固定金利型はローン返済期間中ずっと同じ利率とする設定方法、変動金利型は市場の金利動向に合わせて金利が変動する設定方法です。

固定金利型は、契約したときの金利がずっと変わらないため、返済計画が立てやすく安心です。一方、変動金利型は返済をスタートする時点では低金利で契約できるかもしれませんが、市場動向の影響により途中で金利が上がってしまい、結果的に金利負担が多くなるリスクもあるので注意が必要です。

こちらも併せてご覧ください。

カーローンの固定金利型と変動金利型はどっちがお得?カーリースとの比較も

※上記の記事では、固定金利型と変動金利型について、詳しく解説しています。

ディーラーローンとほかのカーローンとの特徴の違いは?

ディーラーローンとほかのカーローンとの特徴の違いは?

カーローンにはディーラーローンのほかにも、銀行系カーローンや自社ローンなどがあります。どのカーローンにもそれぞれに特徴があり、どれを選ぶかによって大きな違いがあります。同じ期間で返済を続けるだけでも、わずかな金利や条件の違いで支払総額が大きく変わることもあるので注意が必要です。それぞれの特徴や違いをしっかり確認して、自分に最適なカーローンを選びましょう。

ディーラーローン

ディーラーで車を購入する際に、いっしょに契約できるのがディーラーローンです。まとめて手続きが行えるため、銀行系カーローンのように別途に手続きをする必要がなく、審査もスピーディーで比較的通りやすいというメリットがあります。場合によっては新車の購入代金がディスカウントされることもあり、カーライフについてまるごと相談できる安心感がディーラーローンの強みといえます。

ただし、金利はほかのカーローンに比べると高めになります。また、ローンを完済するまでは車が自分名義にならず、比較的短い期間でローンを返済する必要があることなどがデメリットです。

銀行系カーローン

銀行や信用金庫、信用組合などの金融機関が、車の購入者向けに独自に提供しているのがマイカーローンです。金利が低いのが最大の特徴で、ディーラーローンのように完済しなくても車を自分名義にできる点も魅力です。また、同じ金融機関ですでに住宅ローンを組んでいる場合などには、優遇措置が受けられるサービスもあります。ウェブサイトから契約でき、店舗に行く必要がない利便性の良さもメリットです。

低金利なので予算の少ない人にとってはありがたいですが、その分、ローン審査は厳しく、審査結果が出るまでに時間のかかる傾向が強いのがデメリットです。そのため、銀行系カーローンを希望する場合はあらかじめ必要書類を準備して、早めに申込む必要があります。

自社ローン

中古車販売店などの自動車販売業者が、独自に提供しているカーローンを自社ローンと呼んでいます。ローン審査も自動車販売業者が独自に行うため、銀行系カーローンでは審査に通りづらいアルバイトや非正規社員などであっても、安心して申込めます

金融機関や信販会社を通した金融商品ではないため、基本的に金利は0%であることが最大の特徴ですが、金利相当分を車の購入代金として10~20%上乗せされることが多いため、安いとは言い切れません。また、短期間で返済する必要があったり、保証人が必要になったりする場合もあるので、注意してください。

<カーローンの比較>

種類 契約できる場所 メリット デメリット
ディーラーローン ディーラー ・車の購入といっしょにまとめて手続きできる
・審査が早くて通りやすい
・新車の購入費が安くなる場合も
・金利が高い
・完済するまで車が自分名義にならない
・返済期間が短い
銀行系カーローン 銀行や信用金庫など ・金利が低い
・新車・中古車どちらでも契約可
・返済中でも車が自分名義になる
・車を選んでいる時点で契約できる
・住宅ローンなどがあれば優遇も
・審査が厳しい
・審査に時間がかかる
自社ローン 中古車販売店など ・金利がかからない
・審査に通りやすい
・アルバイトや非正規社員でもOK
・車両価格が高くなる
・保証人が必要な場合も
・月々の返済額が高め

要望別にカーローンを選ぶなら?

要望別にカーローンを選ぶなら?

カーローンを組む条件は、人によってさまざまです。自分の条件に合うカーローンを選ぶにはどうしたらいいのでしょうか?そこで、要望別におすすめのカーローンをご紹介します。

とにかく安く抑えたい!

カーローンの返済は、わずか1%の金利の違いで支払総額が万単位で変わります。とにかく支払総額を安く抑えたいなら、金利の低いカーローンを選ぶのがいいでしょう。銀行系カーローンは金利1~2%と低いのでおすすめですが、審査が厳しいので誰でも申込めるわけではありません。また自社ローンも金利0%のケースが多いですが、その分、車の購入費に上乗せされるので、総額を考えて検討しましょう。

なるべく早く契約したい!

早めにローン契約してマイカーを手に入れたいなら、銀行系カーローンがおすすめです。車の購入契約をしてからでないと組めないほかのカーローンと違い、銀行系のマイカーローンでは購入前に申込みできるので便利です。ウェブサイトから申込みができる銀行も多く、店舗まで行って申込む手間もかかりません。ただし、ローン審査には時間がかかるので、急いでいる場合は審査期間をあらかじめ確認しておくといいでしょう。

手続きを一度に済ませたい!

仕事などで毎日忙しい場合、どの車を買うのか決めるだけでもたいへんな労力です。カーローンの手続きに費やす時間がないなら、車の購入と同時に手続きできるディーラーローンが便利です。審査もスピーディーで、早い場合は30分~1時間で終了することもあります。手続きをサクサク進めたい、車もローンもまとめて相談したいという場合におすすめです。

アルバイトや非正規でもローンを組みたい!

カーローンを組む際に「審査に通るかどうか」が心配な方も多いでしょう。せっかく良い車やカーローンを見つけても、審査に通らなければ意味がありません。特にアルバイトや非正規社員など、銀行系カーローンの審査に通るのが難しい方は、審査に通りやすい自社ローンがおすすめです。

金利だけにこだわらずに最適なカーローンを!

カーローンにとって金利は重要ですが、もっと大切なのは無理のないローン返済かということです。金利が低くてもローン審査に通らずに何度も申請したり、保証人が必要だったりと、別の負担がかかることもあります。また、月々の返済額を低くして長期間払うのか、返済額を高くして短期間で払い終えるのか、どちらが適しているのかも人それぞれです。自分に適しているカーローンはどれか、しっかり比較検討しましょう。

よくある質問

Q1:ディーラーローンの金利相場は?

A:ディーラーローンは、ほかのカーローンより金利が高いという特徴があり、4~8%が金利の相場といわれています。ただし、ローン契約では金利の高低だけでなく、金利の設定方法についても確認しておきましょう。ずっと同じ利率の固定金利型と、市場動向に合わせて金利が変動する変動金利型のどちらの金利設定であるかによって、ローン返済の支払総額も変わってきます。

Q2:ディーラーローン以外の金利はどれくらい?

A:ディーラーローン以外のカーローンの金利は、銀行や信用金庫などが扱う「銀行系カーローン」で1~2%です。また、中古車販売店などが独自に提供している「自社ローン」は金融商品ではないため、金利自体は0%ですが、販売店が購入代金を立て替えるので車両価格の10~20%が上乗せされるのが一般的です。金利で見るとディーラーローンが最も高くなりますが、手間がかからず審査が早いなどのメリットがあります。

Q3:ディーラーローンとほかのカーローンとの違いは?

A:カーローンにはそれぞれ特徴があります。ディーラーローンは、車の購入といっしょに手続きができ、審査もスピーディーで比較的通りやすいメリットがあります。ただし、ローン完済まで車は自分名義になりません。銀行系カーローンは金利が低く、車を自分名義にできるのがメリットですが、審査は厳しく結果が出るまでに時間がかかります。中古車販売店などの自社ローンは、ほかのカーローンで審査に通りづらいアルバイトや非正規社員などでも申込めます。

※記事の内容は2020年8月時点の情報で制作しています。

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August 24, 2020 at 07:33PM
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